その筋トレ、ちょっと待って!ぽっこりお腹には“姿勢の土台”


ぽっこりお腹が戻らない…へこませたい!
その気持ち、とてもよく分かります🥺
産後のお悩みでよく聞きますし、私もいつになったらへこんでくれるかな…と思っていました。
- お腹周りを鍛えないと!
- ダイエットを始めなきゃ…
そう思って腹筋トレーニングやろうとしているママさん、ちょっと待ってください!
その筋トレする前にまず「筋肉が働きやすい姿勢」に整えることがとっても大切なんです。
そんな内容を今日はお伝えできたらなと思っています
- 姿勢が崩れるとぽっこりお腹?
- あなたはどのタイプ?
- 姿勢のポイント!
- 筋トレの前に大切なこと
姿勢が崩れるとぽっこりお腹?
妊娠・出産・育児を経た体は、思っている以上に変化しています。
特に、骨盤や背骨のバランスが変わることで、姿勢が崩れてしまっている方がとても多いんです。
姿勢が崩れるとどうなるかというと…

- お腹を引き締めてくれる腹横筋(ふくおうきん)
- 骨盤を支える骨盤底筋(こつばんていきん)
- 背骨を安定させる多裂筋(たれつきん)
- 呼吸の中心となり、体幹を支える横隔膜(おうかくまく)
これらの大事なインナーマッスルたちが、うまく働かなくなってしまうんです。
そうなるとどうなるか…?
👉 本来働くはずの筋肉が働かず、内臓が収まらず「ぽっこりお腹」に
👉 表面の筋肉だけ頑張るので、効率の悪いトレーニングに
👉 腰痛や尿もれにもつながることも…
だからこそ、まずは“姿勢の土台”を整えることが大事になってくるのです
あなたはどのタイプ?
この姿勢のどちらか!というわけではなく、どちらの要素も入っていたりする場合もありますが、妊娠中〜産後に多い姿勢のタイプです。
🔸反り腰タイプ(骨盤が前に傾いている)

腰が過剰に反ってしまい、お腹が前に突き出たように見える。
妊娠中のクセが残りやすく、腰痛やぽっこりお腹の原因に。
🔸丸まり姿勢タイプ(骨盤が後ろに傾いている)

猫背っぽくなり、背中が丸まりやすい。
育児で抱っこする時などによく見られ、呼吸が浅くなって疲れやすい体に。
どちらも、インナーマッスルが働きにくい状態。
筋トレを頑張っても、思ったような変化が出にくいのはこのためです。
皆さんはどのタイプですか??
反り腰だと思っていました〜!と2つ目の骨盤が後ろに傾いている姿勢のママさん結構多かったりします
筋肉が働きやすい姿勢のポイント!
では、筋肉が働きやすい姿勢のポイントをお伝えします♪
ポイントは、骨盤の位置です。
🔸左右の腸骨(骨盤の出っぱり)と恥骨を結んだ三角形が、床と垂直になっているか

これが前に倒れていれば「反り腰」、後ろに倒れていれば「丸まり姿勢」。
まずはこの骨盤の向きをニュートラルに近づけることが大切です。
姿勢が整ってくると、
✔ インナーマッスルが自然に働き出す
✔ 呼吸がしやすくなる
✔ 腰や肩の負担も軽くなる
✔ お腹も引き締まりやすくなる
といった、うれしい変化が少しずつ起こってきます✨
筋トレの前に大切なこと
引き締めなきゃ!って思う気持ち、すごくわかります。
でも焦らなくて大丈夫。まずは体が働きやすい状態をつくってあげましょう🌿
筋トレの前に、まずは“整える”。
筋肉が正しく働ける姿勢にしてからトレーニングすることで、効果も上がっていきます。
ママは日々の育児や家事で体を使っています。
だからこそ、体の土台を整えて、もっと楽に動ける体を一緒に作っていきましょうね
最後に
姿勢のポイントをお伝えしましたが、無理に“いい姿勢”をキープしようとしなくて大丈夫です
自然とその姿勢をとれることが、体にとって一番心地いい状態です
そのためにも筋肉が働きやすい状態を作ってあげることが大切です。
体が楽に動けるように、無理のないペースで一緒に体を整えていきましょうね